15 献立発表に使うアプリで他の物を探しました
2024年7月29日現在
①DropTalk フルバージョン 3000円、月額課金180円
②Voice4u AAC 絵カードアプリ 9000円
上記2つは、アプリ内でユーザーがカードを作成できるようです。それをフォルダごとに整理してフォルダごと出力することや、フォルダごと入力できるかは不明です。
校内のiPadはMDM(モバイルデバイス管理)で、県で管理されています。①②ともにMDMのリストにはありませんでした。数10台あるiPadに高額アプリを入れることは不可能です。最終的には全国の特別支援学校で使われるようにしたいので、無料か、教育機関用に無料で提供されるアプリが望ましいと思っています。
現段階で希望する機能は、以下の通りです。
①画像カードを複数並べることができるボードを表示できる。
②画像カードを押すとテキストで入力した音声が再生される。
③画像の下のテキストと、音声再生用のテキストは別々に管理できる。
④ボードから画像カードを押すと中央に拡大される。
⑤ボードを複製、編集できる。
⑥③も含めて自作カードを作成できる。
⑦自作カードをフォルダに分類することができる。
⑧選択した自作カードのみや、複数の自作カードが入ったフォルダごと出力できる。(近くにある機器:AirDrop、iPadの「ファイル」アプリ、など→「ファイル」に入れば、自分でクラウドに上げたり、HPにはってダウンロード可能にできる)
⑨で出力されたファイルをメールで受け取ることや、HPのリンクからダウンロードしたファイルやフォルダを入力することができる。
一気には難しくても、後日追加できたら良い機能として、以下のことができると良いと思います。
⑩ボードで写真を選択するときに、キーワード検索から候補を表示させることができる。
⑪献立の写真のグループごとに色分けして表示ができる。(例、主食:黄色、主菜:赤、副菜:緑、汁物:オレンジ、デザート:青、牛乳:水色)
情報機器に詳しい人だけができる実践や、準備に時間がかかる実践では、なかなか広まりにくいと思います。これまでの取り組みで、画像下のテキストと音声読み上げ用のテキストを含めた自作カードの作成、フォルダごとの共有ができるかが1つの課題だと感じています。
それと同時に、「しゃべるんです。」というアプリが「いらすとや」を参照してカード作成ができるように、献立用のアプリを使用する上で、献立用の写真のサイト(現時点では見つかっていませんが)やデータベースが必要だと考えています。私自身では開発する技術は無いのですが、献立発表に使えるアプリが開発、公開されて、学級→学年→学校→他校→全国の特別支援学校へと使用する学校が拡大し、発話が難しい児童生徒のコミュニケーションの役に立つことを願っています。
動画9:2024年7月までの朝の会の献立発表で使用したアプリです。