2024年7月30日火曜日

Ⅲ_15 献立発表に使うアプリで他の物を探しました

15 献立発表に使うアプリで他の物を探しました

2024年7月29日現在

①DropTalk フルバージョン 3000円、月額課金180円

②Voice4u AAC 絵カードアプリ 9000円

上記2つは、アプリ内でユーザーがカードを作成できるようです。それをフォルダごとに整理してフォルダごと出力することや、フォルダごと入力できるかは不明です。

校内のiPadはMDM(モバイルデバイス管理)で、県で管理されています。①②ともにMDMのリストにはありませんでした。数10台あるiPadに高額アプリを入れることは不可能です。最終的には全国の特別支援学校で使われるようにしたいので、無料か、教育機関用に無料で提供されるアプリが望ましいと思っています。


現段階で希望する機能は、以下の通りです。

①画像カードを複数並べることができるボードを表示できる。

②画像カードを押すとテキストで入力した音声が再生される。

③画像の下のテキストと、音声再生用のテキストは別々に管理できる。

④ボードから画像カードを押すと中央に拡大される。

⑤ボードを複製、編集できる。

⑥③も含めて自作カードを作成できる。

⑦自作カードをフォルダに分類することができる。

⑧選択した自作カードのみや、複数の自作カードが入ったフォルダごと出力できる。(近くにある機器:AirDrop、iPadの「ファイル」アプリ、など→「ファイル」に入れば、自分でクラウドに上げたり、HPにはってダウンロード可能にできる)

⑨で出力されたファイルをメールで受け取ることや、HPのリンクからダウンロードしたファイルやフォルダを入力することができる。


一気には難しくても、後日追加できたら良い機能として、以下のことができると良いと思います。

⑩ボードで写真を選択するときに、キーワード検索から候補を表示させることができる。

⑪献立の写真のグループごとに色分けして表示ができる。(例、主食:黄色、主菜:赤、副菜:緑、汁物:オレンジ、デザート:青、牛乳:水色)

 情報機器に詳しい人だけができる実践や、準備に時間がかかる実践では、なかなか広まりにくいと思います。これまでの取り組みで、画像下のテキストと音声読み上げ用のテキストを含めた自作カードの作成、フォルダごとの共有ができるかが1つの課題だと感じています。

 それと同時に、「しゃべるんです。」というアプリが「いらすとや」を参照してカード作成ができるように、献立用のアプリを使用する上で、献立用の写真のサイト(現時点では見つかっていませんが)やデータベースが必要だと考えています。私自身では開発する技術は無いのですが、献立発表に使えるアプリが開発、公開されて、学級→学年→学校→他校→全国の特別支援学校へと使用する学校が拡大し、発話が難しい児童生徒のコミュニケーションの役に立つことを願っています。

 

動画9:2024年7月までの朝の会の献立発表で使用したアプリです。

https://youtu.be/EdDGlFr5MG8




2024年7月4日木曜日

Ⅲ_0 この記事を作成したいきさつ

 0 この記事を作成したいきさつ

 ブログ「小野勝の教育実践のページ」②しゃべるんです。の活用例 第3版 2024.3.11.

のあとがきと追記を一部改編して「0 この記事を作成したいきさつ」として記載します。


以前,長期研修の成果をブログに記しました。現場に戻り,日々の忙しさの中で,教材準備の時間が限られている中で,同様に作成することが難しかったです。そこで,朝の会,帰りの会の司会で順に押すことができるように,①押して欲しい画像以外を薄くする,②呼名で一度押した画像は消去する,機能を省いて進行する方法にしました。


1 DropTalkHD (有料)→現在はDropTapというアプリ名です

2 Keynote (無料)

3 PYONKEE (無料)

4 しゃべるんです。(無料)


求める機能に応じてアプリを選択していただきたいと思います。

無料で使える「しゃべるんです。」は,予算が厳しくて全てのタブレット型端末にアプリ購入が難しい教育現場にはありがたいです。そして,発話の困難な知的障害児への支援にとても有効だと感じています。

また,今後の課題として,教師が代弁している,①今日の予定の内容,②献立の発表,をiPadでできたら良いと思っています。TVと接続して使用するには,複数のiPadではなく,1台のiPadでアプリを切り替えて使えるのが望ましいと思います。さらに,オフラインで使えること,無料で使えるアプリであれば,全国の特別支援学校で広まりやすいと思います。


なお,過去の筆者の実践報告は,以下のページからダウンロードすることができます。

CiNii Research からの文献情報を検索することができます。

小野勝 

〈実践報告〉タブレット型端末を活用した発話の困難な知的障害児への支援に関する実践研究

https://cir.nii.ac.jp/crid/1574231877543231104


ページ内の「機関リポジトリ」を押すと,つくばリポジトリに移動し,「ダウンロード」できるボタンがあります。

 前回のブログは,朝の会,帰りの会で使用した「しゃべるんです。」のアプリを活用した時の画面作成方法をまとめたものです。そしてブログを印刷すると不要な部分も印刷されるのでPDFという形でダウンロードできるようにしました。

 今後のICT教育の実践,研究の一助になれば幸いです。

 次に「特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行いたい画面」を記載します。

1)献立カードの例

黄色:主食赤:主菜

緑:副菜

青:デザート

牛乳,汁物

ジャムなど7つ目が入ることもあります。


2)希望する画面の動き

①写真の下に名称を表示

②カードを押すと,それだけ画面中央に拡大

③登録した音声を読み上げる

④音声が終わると,自動で元の画面に戻る


3)希望する画面配置

通常 6品


通常+1 7品

4)希望する色

①カテゴリーごとに色分けしたい。

②後から色を変更できるようにしたい。


5)カテゴリー登録

①カテゴリー名を登録(主食,主菜,副菜,汁物,デザート,飲み物,その他(ジャムなど)

②カテゴリーの枠の色を登録(後で変更できるように)


6)カード登録

①写真,イラストを選択

②下に表示する文字を入力

③読み上げる音声を入力(文字入力したものを読み上げ)


7)献立の選択方法

基本的には「しゃべるんです。」と同じような設定で

①左下の歯車(設定)を押す。

②保護モードを解除して左上に「編集」が表示される。

編集画面になる。


③カテゴリーを選択して押す。

例「しょくパン」


④登録されているカードの一覧が出る。

カテゴリーの色枠は無くても良い。

⑤選択して押す。

例「チーズパン」

たくさんカードがあるカテゴリーはスクロールして選択する。


⑥選択されたカードが表示される。

⑦7品目で「なし」を選択すると枠が消えて牛乳が拡大される。

⑧6品表示の時は,下に7品目ボタンが表示される。

⑨全て終わったら左下の設定ボタンを押して保護モードにすると,左上の編集などの文字が消える。

⑩再生モードになる。


動画8:iPadのアプリ「しゃべるんです。」の特別支援学校の朝の会での実践 追記 献立発表のアプリ作成希望画面

https://youtu.be/er9bYXOlQa8

動画9:2024年7月までの朝の会の献立発表で使用したアプリです。


(参照)

Ⅱ_小野勝の教育実践2―小野勝の教育実践2-しゃべるんです。の活用例_朝の会と帰りの会 アプリ画面の作成手順20240215 目次

の中の

Ⅱ_10_あとがき

Ⅱ_11_追記 特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行いたい画面



次 Ⅲ_1 献立表の発表をiPadで実施する準備 へ

目次 Ⅲ_小野勝の教育実践3―特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行う活用例2024 へ


2024年7月3日水曜日

Ⅲ_14 献立発表に使うアプリ「DropTap」のカードを「DropKit」で作れませんでした

14 献立発表に使うアプリ「DropTap」のカードを「DropKit」で作れませんでした

DropTapは献立発表で使用するには、とても便利です。しかし、カードの登録をするためには、①写真の選択、②「ラベル」の入力、③「読み上げ用テキスト」の入力が必要です。インターネットから画像を検索していると1日5分~10分くらいはかかります。iPadの「写真」から選んでも②と③は毎回必要になります。現在は、DropTapで作成した毎日の献立のボードをAirDropを使って他学級のiPadと共有しています。2024年6月の段階では、DropTapではオリジナルのカードを登録することができません。

DropKitではオリジナルのカードを作成できることを知りました。

そこで、献立用のカードを作成して②「ラベル」の入力、と③「読み上げ用テキスト」を登録しておき、それをDropTapと共有できれば、①写真
の選択だけで済むので準備の負担がだいぶ軽くなると思いました。
結果として、DropKitで②「ラベル」の入力、と③「読み上げ用テキスト」も含めたカードの作成はできました。
それをフォルダに分類することもできました。
しかし、DropKitで作成したカードだけ、フォルダごと、ともにエクスポート、出力、共有などができず、DropTapで使用することはできませんでした。とても残念です。フォルダごとカードを共有できると他学級や他校、全国の特別支援学校で役立つと思っていました。まだまだ毎日の献立発表の準備を手軽に行い、iPadで発表するのは難しいと感じました。より良い方法を探します。







Ⅲ_13 献立発表に使うアプリ「DropTap」のボードを他のiPadに送りたい場合

 13 献立発表に使うアプリ「DropTap」のボードを他のiPadに送りたい場合

 他機にDropTapがインストールされている場合はAirDropの機能を使ってボードを共有することができます。

1)(受信側のiPad)DropTapを起動します。

2)設定→一般→AirDrop

3)すべての人(10分間のみ)
4)(送信側のiPad)DropTapを起動します。
全画面になっていた場合は、右下の「長押し」を押す。
右上の青い字「編集」を押す。
5)編集したい「こんだて6品0529」を選ぶ。

6)「エクスポート」を押す。
7)AirDropを押す。
8)受信側のiPadを選択する。
9)受信側にAirDropに「辞退」と「受け入れる」が表示される。「受け入れる」を押す。
10)受信すると、「Export34」のようなファイル名が表示される。
11)右上の四角に矢印が出るアイコンを押す。
12)DropTapのアイコンを押す。
13)すべてのボードの中に、受信したボードが表示される。
※複数のボードを共有したい場合は、上記を繰り返します。
14)送信側は「送信済み」が表示されるので、右上の「完了」を押す。
15)すべてのボードに画面が移動するので、「完了」を押す。









Ⅲ_12 献立発表に使うアプリ「DropTap」の使用例 2024年

 12 献立発表に使うアプリ「DropTap」の使用例 2024年

①当日の朝までに職員が献立表を見ながら献立写真を選びます。(iPad用)

1)DropTapを起動します。

2)こんだて6品0529 のように月日が入っているものを押します。

 左上の赤い字「とじる」を押す。

 全画面になっていた場合は、右下の「長押し」を押す。

右上の青い字「編集」を押す。
編集したい「こんだて6品0529」を選ぶ。

(複製したい場合は「複製」を押します) → 編集
→名称を変更したい場合は「名称変更」を押し、入力、「完了」を押す。
→変更したい枠内の写真を押します→ 詳細編集 を押す。
→アルバム 
→ 全ての画像一覧から選ぶか
左下に ジャンル分けしたフォルダがある のでそこから選ぶ。
※iPadのアルバムのフォルダは上下移動できないので、10から逆順に1までフォルダを作成しておき、その中に写真をアルバムに分類しておきます。
「1主食ごはん」「2主食パン」「3主食めん類」「4主菜肉」「5主菜魚」「6主菜卵豆腐など」「7副菜サラダなど」「8汁物」「9デザート牛乳」「10ジャム牛乳」
3)画像を選んだら、「ラベル」に表示させる文字を入力する。

 
4)「読み上げ用テキスト」を入力する。「完了」を押す。

5)カードの入力が完成したら、右上の「完了」を押す。
6)カードの数を増減する場合は「+」「−」を押すと行、列が増減する。
7)全て変更、入力が終わったら右上の「保存」を押す。
  
8)右上の「完了」を押す。
9)生徒の誤操作防止のために、「全画面」を押す。








Ⅲ_11 献立表のリンクの構成

 11 献立表のリンクの構成

献立表月日ごと(文字)

献立表50音順(文字)を以下のページにリンクさせる。

献立表グループごと<1主食ごはん>(文字、写真)

献立表グループごと<2主食パン>(文字、写真)

献立表グループごと<3主食めん類>(文字、写真)

献立表グループごと<4主菜肉>(文字、写真)

献立表グループごと<5主菜魚>(文字、写真)

献立表グループごと<6主菜卵豆腐など>(文字、写真)

献立表グループごと<7副菜サラダなど>(文字、写真)

献立表グループごと<8汁物>(文字、写真)

献立表グループごと<9デザート牛乳>(文字、写真)






Ⅲ_10 2025年度に向けて2024年度中の準備

 10 2025年度に向けて2024年度中の準備

 1)毎日の献立を1品ずつ写真撮影します。

 2)フォルダに分類します。

 3)1か月分をまとめて、牛乳など重複しているものを削除して、ラミネートカードを作成します。

 4)ホームページ上にデータベース作成、検索、共有できるようにします。

 5)アプリ開発者を探します。

 6)2023年と2024年の実践を発表、コンテストに応募します。


前 Ⅲ_9 2025年度に実施したいこと へ

次 Ⅲ_11 献立表のリンクの構成 へ

目次 Ⅲ_小野勝の教育実践3―特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行う活用例2024 へ



Ⅲ_9 2025年度に実施したいこと

 9 2025年度に実施したいこと

 1)新しい写真データを使用してiPadで献立発表、2024年度同様に無線接続して使用したいです。

 2)新しい写真データを使用したラミネートカードを黒板(ミニホワイトボード)に掲示したいです。


前 Ⅲ_8 2024年の献立表の例 へ

次 Ⅲ_10 2025年度に向けて2024年度中の準備 へ



Ⅲ_8 2024年の献立表の例

8 2024年の献立表の例

6品の例


8品の例






Ⅲ_7 献立発表に使うアプリ「DropTap」の操作方法

 7 献立発表に使うアプリ「DropTap」の操作方法

①前日の帰りの会前後に翌日の献立写真を選びます。(iPad用)

②前日の帰りの会前後に翌日の献立写真を選びます。(黒板掲示用ホワイトボード用)


①前日の帰りの会前後に翌日の献立写真を選ぶ。(iPad用)

1)DropTapを起動します。

2)こんだて6品0312 のように月日が入っているものを押します。

 左上の赤い字「とじる」を押す。

 右上の青い字「編集」を押す。

 編集したい「こんだて6品0312」を選ぶ。

(複製したい場合は「複製」を押します) → 編集

→変更したい枠内の写真を押します→ 詳細編集 を押す。

→アルバム → 全ての画像一覧から選ぶか

左下に ジャンル分けしたフォルダがある のでそこから選ぶ。

※iPadのアルバムのフォルダが上下移動できないので以下のように並んでいます。

「10ジャム牛乳」「8汁物」「5主菜魚」「6主菜卵豆腐など」「4主菜肉」「3主食めん類」

「1主食ごはん」「2主食パン」「7副菜サラダなど」「9デザート牛乳」


3)画像を全て選んだら、右上の「完了」を押す →「保存」を押す → 「完了」を押す

4)放課後に、教師が「よみがな」を登録する。

   右上の「編集」→編集したい「こんだて6品0312」を選ぶ

   →入力したい画像を押す→詳細編集→

ⅰ)「ラベル」に献立名を入力する、

ⅱ)「読み上げ用テキスト」に献立名を入力する。→「完了」→右上の「完了」

ⅲ)全てのカードに入力が完了したら → 右上の「保存」 

ⅳ)右上の「完了」、すべのボードが表示される。 → 電源を切る。

5)翌日に起動すると「すべてのボード」が表示される。

使いたい「こんだて6品0312」を押すと再生モードになる


②前日の帰りの会前後に翌日の献立写真を選ぶ。(黒板掲示用ホワイトボード用)

  今まで通り、2023年度使用している写真カードをミニホワイトボードに貼る。



 ※DropTapで写真を差し替えると、「ラベル」と「読み上げ用テキスト」が「画像」に置き換わってしまいます。


 ファイル名が反映されないようなので、パワーポイントで文字の画面をそれぞれ作成し、画像ファイルとして保存しました。

Windowsのパソコンで画像ファイル(jpeg)の「プロパティ」を開き、「詳細」のタブ内で、「タイトル」、「タグ」、「コメント」、「作成者」、「著作権」にそれぞれ入力してみました。

それをDropTapに取り込みました。
「ラベル」と「読み上げ用テキスト」は全て「画像」のままでした。





Ⅲ_6 2024年度の献立発表

 6 2024年度の献立発表

iPadのアプリ「DropTap」を使用して献立発表を生徒が実施する。そのための準備として、

 1)前日帰りの会の前後にiPadで写真選択し、保存する。

 2)放課後、職員が「ラベル」と「読み上げ用テキスト」を入力して保存する。

 3)当日、iPadを操作して献立発表、長いHDMIケーブルか無線(Bluetooth)でモニターと接続し自席から操作ができるようにする。

   献立カードを選択する人と発表する人を給食係として同じにするかは検討する。


前 Ⅲ_5 2024年3月中に実施したこと へ

次 Ⅲ_7 献立発表に使うアプリ「DropTap」の操作方法 へ

目次 Ⅲ_小野勝の教育実践3―特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行う活用例2024 へ



Ⅲ_5 2024年3月中に実施したこと

 5 2024年3月中に実施したこと

 1)3月の献立の写真をiPadにダウンロード

 2)主食、副菜など写真をフォルダに分ける

 3)DropTapで献立発表用の画面作成

 4)iPadを無線でモニターTVに接続する方法を調べる

   →①AppleTVならできる→Wifi環境が必要。機器購入後に県に登録が必要

    ②AirPlay対応TVならWifi環境が無くてもできる。→教室のLG製モニターは非対応

    ③AirPlay対応レシーバー→Wifi環境が無くてもできる。

HDMIで出力できる「AnyCast」を使用する。使い方としては、

ⅰ)iPadとWifiで接続する。

ⅱ)iPadでミラーリングの設定先をAnyCastにする。

ⅲ)DropTapを起動して献立発表用の画面を選択する。

ⅳ)起動時は音量が下がっているので、最大にする。

ⅴ)献立発表時に献立の画像を押して再生する。(最初の音が少し小さくてフェードインするように聞こえます)

 5)1日分の画面を画像ファイルとして保存しておく

   →毎回牛乳が出て、重複するので、新たに写真撮影したカード作成時に6枚ごとに設定して画像ファイルとして保存、印刷、ラミネート、切断、磁石をつける。

   裏面に並べ替え用の記号や文字を印刷または手書きするように検討する。


前 Ⅲ_4 2024年度の準備期間中に献立発表をiPadで行うための準備 へ

次 Ⅲ_6 2024年度の献立発表 へ

目次 Ⅲ_小野勝の教育実践3―特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行う活用例2024 へ




Ⅲ_4 2024年度の準備期間中に献立発表をiPadで行うための準備

4 2024年度の準備期間中に献立発表をiPadで行うための準備

2023年度に使用していた写真カードをスキャンして画像ファイル化して使用する。色分けのビニールテープが貼っていないものを貼り直します。

   →2024年のみ使用

1)教室にある献立用の写真カードをスキャン、画像ファイル化します。

2)主食は黄色、主菜は赤、副菜は緑、デザートは青のビニールテープを上部に貼ります。

3)ラミネートされていたカードは全て磁石を貼ります。

4)パワーポイントを使って、画像データに上部に色帯をつけ、写真、写真の下の文字を入れて画像化します。jpegファイル。

 ⅰ)現在あるカードの大きさが不ぞろいだが、大体の目安として、スキャンした画像を貼り付けます。上部の色テープに合わせて、挿入→図形→□を選択します。

  各カードの色に塗りつぶしの色を合わせます。例:黄色


 ⅱ)挿入→画像で、上下をトリミングして、重ねます。上部の色の幅に合わせます。

  ⅲ)文字を入れるために、挿入→ テキストボックス を入れます。テキストボックスの線上で右クリック → 図形の書式設定 → 線 → 線なし にします。
  ⅳ)できた画面を画像ファイル化します。
   パワーポイントの左上、ファイル → 名前を付けて保存 → ファイル名を入力 → ファイル形式をJPEGファイル交換形式 にして 保存 → エクスポートするスライドを指定 「このスライドのみ 」

 パワーポイントのスライドは、各色ごとに作成して、写真と文字を入れ替えながら1枚ずつ画像化しました。

5)PCからiPadにデータを送ります。
  フォルダ分けして送る→iPadのフォルダ に保存 → アップルのサポートセンターに問い合わせた結果、ファイルから写真のアルバムに登録はできないそうです。写真を選択して送り、改めてフォルダ分けにする必要があります。
6)iPadのアルバムに分類します
 ①iPadの写真にアルバムフォルダを作成します。「1主食ごはん」「2主食パン」など
 ②iPadのファイルに入ったフォルダごとに写真を共有する
  ファイル→1つ目のフォルダを開く→選択→すべて選択→左下の「共有」→「〇〇枚の画像を保存」(写真に送られる)
 ③iPadの写真→送った写真を入れたいアルバムを開く→「+」を押す→「写真」の一覧が表示される。上の方が最新です。それらから写真を選択して「追加」を押す。
  これを分類したファイル分、②と③を繰り返す。一気に写真に「共有」するよりはフォルダごとに「共有」した方が、ミスが少ないと思います。枚数が少ない場合は「共有」を全て完了してからアルバムを開いて追加しても良いです。


前 Ⅲ_3 解決策として 

次 Ⅲ_5 2024年3月中に実施したこと 

目次 Ⅲ_小野勝の教育実践3―特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行う活用例2024 へ




Ⅲ_3 解決策として

 3 解決策として

献立写真用のデータベースを作成します。

ホームページに献立写真の一覧表、目次、名称で検索できるようにしたいです。可能なら学級でメニューごとに色分けしているのと同じように画像に色枠をつけられるようにします。

作るまでは大変ですが、完成すれば複数の学級で共有することができます。

iPadでの使用だけでなく、今までに教室で使用しているミニホワイトボードに貼る献立のカード作成にも活用することができます。

①ホワイトボードや黒板にはるカード(後からでも確認できます)

②朝の会で発表するためのiPad用のカード(拡大して音声で読み上げることができます


手順

1)給食の1品ずつの写真を撮る

2024年3月から1年間かけて行う。それ以降は新メニューが出て必要に応じて撮影する。

2)給食献立専用のホームページにアップする

画像の名称は20240302のように年月日プラス献立名にする。

①目次ページ <文字(画像リンク)>

文字(画像リンク)を押して画像表示、右クリックでダウンロード

②小さな画像付きのページ

 小さな画像を押すと画像表示、右クリックでダウンロードできるように

 表示された画像はそのままダウロード、

または、可能なら赤、青、黄色、緑色のボタンを押すと、色枠付きで表示できるようにしたいです。

 →CSS(スタイルシート)の設定でできるみたいです。

 色枠がついた状態でダウロードができるようにしたいです。

③サイト内で検索できるようにしたいです。

→取り合えず、②、③は難しいので、各グループごとの写真ページに飛ぶようにリンクを設定します。


前 Ⅲ_2 給食の献立表に関するデータベースの現状 へ

次 Ⅲ_4 2024年度の準備期間中に献立発表をiPadで行うための準備 へ

目次 Ⅲ_小野勝の教育実践3―特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行う活用例2024 へ


Ⅲ_1 献立表の発表をiPadで実施する準備

 1 献立表の発表をiPadで実施する準備

献立発表に使用したいiPadのアプリ

 写真を押すと、拡大表示し、登録したふりがなを読み上げるもの。

方法1 DropTapを使用(iPadの有料アプリ2024年3月には1500円でした)

方法2 献立発表用アプリの作成依頼(未定)


どちらにしても、献立の写真が必要ですが、その都度検索、ダウンロードするのは時間がかかります。


Ⅲ_2 給食の献立表に関するデータベースの現状

 2 給食の献立表に関するデータベースの現状

埼玉県の特別支援学校のホームページ、給食室より

毎日の献立写真(全体)とメニュー


北九州市 小、中、特別支援学校のイラスト献立表 

1か月分を1枚に表示


東京都 八王子市 陶鎔小学校 

今日の給食 に 毎日の献立写真(全体)、メニュー、使用した地元の食材名、調理風景などを当日の12:30頃にアップしている。


④川崎市 オープンデータ(献立表) 

エクセルファイル 各献立の提供日、献立名、使用食材名、使用食材量、エネルギー量、たんぱく質量


埼玉県 特別支援学校大宮ろう学園 毎月の献立表(PDF)

盛り付け表(PDF)(イラストや写真でトレーのどこに置くか表示)


⑥兵庫県 むこがわ特別支援学校 今日の給食

献立全体の写真、調理過程の写真、栄養士から一言、校長の感想 など


・毎月の献立表(文字)

・毎日の献立写真(全体)、献立名

・小、中、特別支援学校のイラスト献立表 1か月分を1枚に表示

・オープンデータ(献立表) エクセルファイル 各献立の提供日、献立名、使用食材名、使用食材量、エネルギー量、たんぱく質量

・盛り付け表(PDF)(イラストや写真でトレーのどこに置くか表示)

・今日の給食 に、使用した地元の食材名、調理風景、栄養士から一言、校長の感想など

などが公開されていました。


1か月分の献立表、1か月分のイラスト献立表、1か月分の盛り付け図、1日の献立写真などは各県、市などでホームページで公開されていました。しかし、献立カードが作成できるような、1つ1つの献立写真や献立名のデータベースは見当たらなかったです。(2024年3月6日)

前 Ⅲ_1 献立表の発表をiPadで実施する準備 へ

次 Ⅲ_3 解決策として へ


Ⅲ_小野勝の教育実践3―特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行う活用例2024 目次

0 この記事を作成したいきさつ

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/blog-post_4.html


1 献立表の発表をiPadで実施する準備

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/ipad.html


2 給食の献立表に関するデータベースの現状

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/blog-post.html


3 解決策として

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/blog-post_3.html


4 2024年度の準備期間中に献立発表をiPadで行うための準備

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/ipad_3.html


5 2024年3月中に実施したこと

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/3.html


6 2024年度の献立発表

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/blog-post_17.html


7 献立発表に使うアプリ「DropTap」の操作方法

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/droptap.html


8 2024年の献立表の例

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/blog-post_53.html


9 2025年度に実施したいこと

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/blog-post_37.html


10 2025年度に向けて2024年度中の準備

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/blog-post_46.html


11 献立表のリンクの構成

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/blog-post_12.html


12 献立発表に使うアプリ「DropTap」の使用例 2024年

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/droptap_3.html


13 献立発表に使うアプリ「DropTap」のボードを他のiPadに送りたい場合

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/droptapipad.html


14 献立発表に使うアプリ「DropTap」のカードを「DropKit」で作れませんでした

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/droptapdropkit.html


15 献立発表に使うアプリで他の物を探しました

https://ono-jissen.blogspot.com/2024/07/blog-post_30.html