0 この記事を作成したいきさつ
ブログ「小野勝の教育実践のページ」②しゃべるんです。の活用例 第3版 2024.3.11.
のあとがきと追記を一部改編して「0 この記事を作成したいきさつ」として記載します。
以前,長期研修の成果をブログに記しました。現場に戻り,日々の忙しさの中で,教材準備の時間が限られている中で,同様に作成することが難しかったです。そこで,朝の会,帰りの会の司会で順に押すことができるように,①押して欲しい画像以外を薄くする,②呼名で一度押した画像は消去する,機能を省いて進行する方法にしました。
1 DropTalkHD (有料)→現在はDropTapというアプリ名です
2 Keynote (無料)
3 PYONKEE (無料)
4 しゃべるんです。(無料)
求める機能に応じてアプリを選択していただきたいと思います。
無料で使える「しゃべるんです。」は,予算が厳しくて全てのタブレット型端末にアプリ購入が難しい教育現場にはありがたいです。そして,発話の困難な知的障害児への支援にとても有効だと感じています。
また,今後の課題として,教師が代弁している,①今日の予定の内容,②献立の発表,をiPadでできたら良いと思っています。TVと接続して使用するには,複数のiPadではなく,1台のiPadでアプリを切り替えて使えるのが望ましいと思います。さらに,オフラインで使えること,無料で使えるアプリであれば,全国の特別支援学校で広まりやすいと思います。
なお,過去の筆者の実践報告は,以下のページからダウンロードすることができます。
CiNii Research からの文献情報を検索することができます。
小野勝
〈実践報告〉タブレット型端末を活用した発話の困難な知的障害児への支援に関する実践研究
https://cir.nii.ac.jp/crid/1574231877543231104
ページ内の「機関リポジトリ」を押すと,つくばリポジトリに移動し,「ダウンロード」できるボタンがあります。
前回のブログは,朝の会,帰りの会で使用した「しゃべるんです。」のアプリを活用した時の画面作成方法をまとめたものです。そしてブログを印刷すると不要な部分も印刷されるのでPDFという形でダウンロードできるようにしました。
今後のICT教育の実践,研究の一助になれば幸いです。
次に「特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行いたい画面」を記載します。
1)献立カードの例
黄色:主食赤:主菜
緑:副菜
青:デザート
牛乳,汁物
ジャムなど7つ目が入ることもあります。
2)希望する画面の動き
①写真の下に名称を表示
②カードを押すと,それだけ画面中央に拡大
③登録した音声を読み上げる
④音声が終わると,自動で元の画面に戻る
3)希望する画面配置
通常 6品
通常+1 7品
4)希望する色
①カテゴリーごとに色分けしたい。
②後から色を変更できるようにしたい。
5)カテゴリー登録
①カテゴリー名を登録(主食,主菜,副菜,汁物,デザート,飲み物,その他(ジャムなど)
②カテゴリーの枠の色を登録(後で変更できるように)
6)カード登録
①写真,イラストを選択
②下に表示する文字を入力
③読み上げる音声を入力(文字入力したものを読み上げ)
7)献立の選択方法
基本的には「しゃべるんです。」と同じような設定で
①左下の歯車(設定)を押す。
②保護モードを解除して左上に「編集」が表示される。
編集画面になる。
③カテゴリーを選択して押す。
例「しょくパン」
④登録されているカードの一覧が出る。
カテゴリーの色枠は無くても良い。
⑤選択して押す。
例「チーズパン」
たくさんカードがあるカテゴリーはスクロールして選択する。
⑥選択されたカードが表示される。
⑦7品目で「なし」を選択すると枠が消えて牛乳が拡大される。
⑧6品表示の時は,下に7品目ボタンが表示される。
⑨全て終わったら左下の設定ボタンを押して保護モードにすると,左上の編集などの文字が消える。
⑩再生モードになる。
動画8:iPadのアプリ「しゃべるんです。」の特別支援学校の朝の会での実践 追記 献立発表のアプリ作成希望画面
動画9:2024年7月までの朝の会の献立発表で使用したアプリです。
(参照)
Ⅱ_小野勝の教育実践2―小野勝の教育実践2-しゃべるんです。の活用例_朝の会と帰りの会 アプリ画面の作成手順20240215 目次
の中の
と
Ⅱ_11_追記 特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行いたい画面
目次 Ⅲ_小野勝の教育実践3―特別支援学校 朝の会 献立発表をipadで行う活用例2024 へ
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