iPadのアプリ「しゃべるんです。」の活用例
1 このコンテンツの目的
知的障害の特別支援学校で,発話が困難な生徒が朝の会や帰りの会で司会をする時に,教師が代弁していた部分を,iPadを使って,代わりに再生するようにしました。主に2つのことに取り組みました。
1)司会の進行
2)呼名
以前取り組んだ研究実践で使用した3つのアプリは,押して欲しくないカードを薄く表示させることや,呼名でランダムに選択して一度押したカードを消すなど細かい設定ができました。しかし,その分,準備にとても時間がかかりました。
1 DropTalkHD →現在はDropTapというアプリ名です
2 Keynote
3 PYONKEE
そこで,もっと早く準備ができて使いやすいアプリを探しました。それらの中から「しゃべるんです。」を選択し,朝の会,帰りの会で使用しました。実践で使用した画面や設定情報を紹介します。
実際の授業で使ったアプリ画面は個人情報があるので公開できません。このブログのために画像と氏名を差し替えて作成しなおしました。ご了承ください。
授業の中で使用したアプリを紹介することで,同じように実践したい方の役に立てば幸いです。このコンテンツでは,以下のことを目指しています。
1)ブログで文章・図を公開する
2)印刷用にPDF版をダウンロードできるようにする
3)文章や図だけでは伝わりにくいことは動画で公開する
なお,過去の筆者の実践報告は,以下のページからダウンロードすることができます。
CiNii Research からの文献情報を検索することができます。
小野勝 〈実践報告〉タブレット型端末を活用した発話の困難な知的障害児への支援に関する実践研究 https://cir.nii.ac.jp/crid/1574231877543231104
ページ内の「機関リポジトリ」を押すと,つくばリポジトリに移動し,「ダウンロード」できるボタンがあります。
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